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防犯対策をしたいと思った時、どんな対策が思い浮かびますか?多くの人が防犯カメラを思い浮かべるのではないでしょうか?防犯対策には、防犯カメラ以外に常駐警備や出入管理など様々ありますが、「機械警備」というものもあります。センサーを設置することで異常発生時に警備員が駆けつけるサービスです。防犯カメラと機械警備にはそれぞれ強みと弱みがあります。このコラムでは、機械警備についてご紹介しながら、機械警備と防犯カメラ両者の強みと弱みをみていきます。
機械警備とは何か?
機械警備とは、オフィスや工場などのお客様施設にセンサーを設置し、不審者の侵入や火災などの異常を感知した際に警備員が現場に駆けつけ、安全確認を行う防犯システムです。
以下のような流れで対応します。①センサーが空き巣や火災などの異常を感知すると、24時間365日監視しているコントロールセンターにアラームが届きます。②必要に応じて監視スタッフからお客様に緊急連絡を行い、また警察や消防にも通報します。③併せて、監視スタッフから警備員に出動指示をかけます。④警備員は現場に駆けつけ、安全確認・状況確認を行います。
防犯カメラの役割
では、防犯カメラは防犯対策としてどんな役割を果たすのでしょうか?防犯カメラの重要な役割は映像を残すことです。強盗、空き巣、火災、社内不正等が起こった際に、映像を残しておくことで、犯罪の証拠になりますし、犯行の原因究明にも役立ちます。さらに、防犯カメラが設置されていることで犯罪への抑止力を発揮することもあります。
防犯カメラの弱点
以上みてきたように、防犯カメラは非常に有効な防犯対策である一方、実際に犯罪が起きている時には何もなす術がありません。施設に常駐している警備員が常時防犯カメラ映像を見ており、異常があった場合に対応するケースもあるかもしれませんが、基本的には、犯行が行われた後にカメラ映像を振り返ることが防犯カメラの主な役割になります。防犯カメラに映ることを前提に犯行が行われる場合も対策は困難です。
機械警備の強み
機械警備によって、実際に不法侵入があった場合は、現地で警報音が鳴動するとともに、警備員が現場に駆けつけます。警備員が現場に来ることがわかれば、不審者は犯行をやり遂げずに逃げ出すかもしれません。あるいは、現場で不審者を捕まえることができるかもしれません。すなわち、機械警備によって、お客様の施設における被害の拡大を防止することができます。また、警備員が駆けつけるだけでなく、状況に応じて警察や消防にも通報します。
終わりに
機械警備と防犯カメラにはそれぞれの良さがあります。ニーズに応じてそれぞれの商品を使い分けることで効果的に施設のセキュリティレベルを向上させることができます。機械警備は日本においては一般的な防犯対策であり、多くの事務所、ビル、倉庫、工場などに導入されています。タイではまだ十分に機械警備の認知が広がっているとは言えませんが、防犯カメラの弱点に不満をもっている方やセキュリティを強化したい方にはおススメの防犯対策です。今後、更に人件費が上昇していく中で、警備員を常駐させる場合と比較し、お値段もリーズナブルです。
詳細を知りたい場合は是非ALSOKタイにご連絡ください。